拙著「楽器演奏が楽しくなるココだけの話」が発刊されてから、気が付けばあっという間に、一カ月が過ぎていました。なんだかんだとアタフタ過ごしていたので、なおさら時間の経過が早く感じていたのでしょうね(汗)。
ありがたいお言葉を多々頂戴しました
ありがたいことに、生徒様等、普段お付き合いのある皆様、大勢にお買い上げいただいています。そして、徐々に読後の感想もお聞かせいただきました。ありがたいことに、身に余る過分なお言葉も多数いただいております。改めて皆様、本当にありがとうございました。
- 楽器をやったことが無くてもわかりやすい
- 普段の自分の演奏に置き換えると、ハッとした気づきがある
- 長い間、音楽をやっている人間にとっても参考になる深みがある
- 音楽以外、人生にも通じる哲学を感じる
等々、本当にありがたいお言葉を多々いただきました。私、鈴木学自身執筆中に、
- 楽器未経験の人でも楽しく読めて、音楽をやってみたいという気持ちになれる
- 演奏が上達せず困っている人への手助けとなる
- 音楽指導に従事する人へのヒントとなる
といったポイントがすべて満たせるように(実際はすごく難しかったです)、目指して書いたので、今のところ、その意図は達成できているかと、胸をなでおろしています。
更なる音楽普及を目指して
そもそも、本著「楽器演奏が楽しくなるココだけの話」を執筆しようと思い立ったのは、楽器演奏愛好家がもっと増えてほしいと願ったから、そして、皆さんにとって楽器演奏がより楽しくなるように、という願いからです。
これまで音楽の世界では、楽器を操る際の身体の使い方に関する、奏法を指南する本や、楽典やジャズ理論といった音楽理論を解説する本は多々出版されてきました。しかし、演奏中にどのように考えて音楽、楽譜と向き合うかといった、演奏者の心理面から解説した本はごくわずかな例外を除いて、出版されたことはありません。
しかしながら、演奏者にとって一番大切なのはメンタル、そして音楽に対する哲学なのです。楽器を演奏するという行為を具体的にどのような行為ととらえるか?その定義づけの結果によって、演奏の結果は大きく異なります。演奏の出来不出来の差が出る以上に重要なポイント、「演奏を楽しめるか否か?」に大きくかかわるのです!
私自身は、主にサックス(サクソフォン)、フルート、クラリネットのレッスン、指導をしていますが、本書は他の楽器に取り組んでいる人、ボーカリストの皆さんにも大いに参考にしていただけるはずです。皆さん是非、「楽器演奏が楽しくなるココだけの話」を入手して、音楽ライフに役立ててください!