鈴木サキソフォンスクールでは、年に一度のスチューデントライブ(発表会)、そしてレジャーもたっぷりな演奏合宿等、生徒さん同士が仲良くなる機会が多々あります。本当に「ゆるい大人の部活」みたいな雰囲気なのです。
そんな中、なんと生徒さん同士、結婚にまで至ったカップルがいます。そして、年明け早々に二世が誕生したとの知らせを聞いていたのですが、今日の午後、教室に連れてきてくれました。
無邪気な様子にメロメロ!
生後二か月、もう本当に可愛いとしか言いようがありません。だっこさせてもらったのですが、もう小さくて可愛くて、すっかりメロメロになってしまいました(初孫を抱く、おじいさんの気持ちが理解できました・・笑)。
まじまじと顔を眺めていると、実に表情豊かです。そして、実にピュアです。眠っているのかと思えば、薄目を開けたり、急に笑ったかと思えば、機嫌が悪くなったり・・。
大人になるにつれて、人間は行動に理由が伴うようになります。「○○だから~~した」というのがハッキリとしてくるのです。
しかし、生後二か月の乳児にはそれが感じられません。行動の予測ができないのです。だからこそ、ちょっとだけ表情を変えただけでも、大人は思わず「かわいい」と思わされるのでしょうね。
赤子のように演奏したい!
そして、このような時間を過ごしている間に、サックス(サクソフォン)等、楽器演奏の極意が、音楽、楽器に対して「赤子のようにピュアに向き合う事」であることを思い出していました。
人間は成長とともに、人生経験を積み、知識を蓄え成長していきます。しかし同時に、自身の行動を律し、抑制する事を覚えていきます。音楽に取り組む際に、後者が勝ってしまうと思い切った表現ができません。「間違えたらどうしよう」、「正しく演奏しなくては」という考えに縛られて、思うように演奏ができなくなってしまうのです。
それでは、どのようにすれば、赤子のようにピュアな心で演奏できるようになるのか?これはもう「音楽をとことん好きになる」こと、「好きだという気持ちを隠さない」ことに尽きるでしょうね。私、鈴木学自身、そのような気持ちで音楽と向き合っていますから・・。
だっこしている間、何時の間にか「良い子になれよ~」、「元気に育つんだよ~」なんて声をかけていました。これからずっと、成長を見守れたらと願っています。夫婦、ご家族ともども、末永く幸せでありますように、心より願います。幸せをおすそ分けしてくれて、ありがとう!