自分にとっては「あたりまえ」と感じることでも、
他人にとっては「あたりまえ」ではないという事がたくさんあります。
音楽の世界も同じです。
楽器を始めて扱う方にとっては、
楽器に触れるだけでも、どこかで怖さを感じることもありますよね。
また、楽器のレッスンの中では専門的な音楽用語も出会うことがあると思いますが、
より深く音楽を伝えられるよう、各個人の状況や気持ちを汲み取りつつ、
簡単な言葉を選んだり、様々な比喩や言語表現を使って、生徒さんの腑に落ちるポイントを探ります。
それが、「難しいことを簡単に、簡単なことを深く学ぶ」という
私、鈴木学が最も大切にしているポリシー、こだわりへとつながりました。
音楽を具体的に言語化することは容易ではありません。
プロのミュージシャンに訊いても、なぜうまく演奏できるようになったのか即座に答えられる人はいません。
それを言語化し伝えることは非常に難しいことなのですが、
私のレッスンでは、生徒さんが回り道することなく理解できるよう、
各生徒さんで伝える言葉を変えるようにしております。
初心者の方でも、長年のスキルがある方でも、「あなたに伝わるレッスン」をご提供いたします。
身構えることなく、お気軽にご相談ください。
私たちがご提供するレッスンでは、個人ごとにレッスンの内容は異なります。
カリキュラム通りで全員が同じレッスン内容では、
生徒の皆さん全員が画一的な音色、音の出し方、演奏の仕方になってしまい個性がありません。
何故音楽にこの「個性」が大切かということは、
実際のレッスンの中で知っていただければと思います。
私がこのようなレッスンを大事にしている背景には、
私自身、音楽と向き合い真剣に悩んだ過去があります。
音楽を学ぶ過程では、
「このようにしないといけない」「こうあるべきだ」「こうしたほうがいい」
という固定観念に縛られてしまいます。
かく言う私自身も、レッスンや自身の演奏活動においてこのような考え方に翻弄され、
「なぜこんなに不自由なんだろう?」「なぜ皆ができることが自分にはできないんだろう?」と思う日々がありました。
しかしこの壁を乗り越えた時、「自分らしくていいんだ!」と、自分の好みを音楽に忍ばせていくことの大切さに気付きました。
好きか嫌いかに正解はありません。
マニュアル通りに正しく演奏しようとする方が多くいますが、
音楽の評価は「演奏を受け取った人(聴いた人)が美しい、と感じるかどうか」です。
決して「演奏法が正しかったから素晴らしかった」と評価するリスナーさんはいないと思います。
だからこそ、これまでレッスンを受講された1000人以上の生徒さんには、
小手先のテクニックではなく、それぞれの個性で自分だけの音楽を奏でることができるようになってほしいという願いから、
それぞれの生徒さんの個性と向き合い、その個性を徹底的に磨き上げるというレッスンを受けていただく、という事になります。
僭越ながら長く通っていただいている生徒さんからは「レッスンにおける自分への理解者」と感じていただくことができ、
信頼関係を構築しながら、お互いの成長につなげることが出来ています。
音楽や楽器が初めてで不安な方や、
レッスンについていけるか心配な方などいらっしゃれば、ご安心ください。
あなたの個性、ペースに合わせて、あなたの音楽人生を一緒に豊かにするお手伝いをさせていただきます。