2019年を振り返って

サックス,テナーサックス,サックスレッスン

今日は12月28日、もうすぐ2019年もお終い...、ということで今年一年を振り返ってみようと思います。鈴木サキソフォンスクールでは、毎年の恒例行事、スチューデントライブ(発表会)、スクール合宿等を催しつつ、消費増税に伴い、何年ぶりかのレッスン料金改定に踏み切ったのが、大きな変化となりました。

数年ぶりのレッスン料金改定

消費増税ですから、消費者が支払う税額が増える、そして我々運営側が国に納める税額が上がるのですが、結局は生徒様にとっては「値上げ」となってしまうわけで、この景気がパッとしないご時世の中で、増税分をそのままご負担いただくのは忍びない...。さんざん考えた結果、「前払いレッスンチケット制度」を新たに用意しました。

翌月分のレッスン料を、「前払いレッスンチケット」として、まとめてお支払いいただく事で、増税前のレッスン料と同額とするように料金システムを改めました。「前払い」とすることで、生徒様はより計画的にレッスン受講予定を組んでいただけます。しかもお財布にやさしい。レッスン後の生徒様のご様子を拝見していても、良い改定になったと考えています。

とは言えども、月会費については若干の値上げをすることになり、若干のご負担をお願いしましたが、それでも変わらず大勢のサックス(サクソフォン)、フルート、ジャズ演奏愛好家の皆さん、ジャズ・ボサノバボーカルに取り組む皆様に来校いただいています。本当にありがたいことと心から感謝しています。

サックスレッスンにベース伴奏を!

2019年の初めころ、私、鈴木学は前年から取り組んでいた音楽制作用に、エレキベースを入手していたのですが、楽器に触り始めたら、とたんにガッツリとハマってしまい、どうせならばと楽器本体に加えてベースアンプも導入しました(ブログ【サックスレッスン用にベースアンプ導入!】)。

その後しばらくして、教室のサックスレッスン、フルートレッスンでも私のベース伴奏を取り入れるようにした(ブログ【サックスレッスンにベース伴奏!】)のですが、これは今もしっかりと継続しています。レッスンの中で非常に高い効果が得られているのです。

やはり、無機的なメトロノーム音や電子音の伴奏、音源として録音されたカラオケ音源を相手に演奏するのと、活きたベース音と共に演奏するのでは、全く勝手が異なります。電子音相手だと、ただ「音を合わせる」ことを目的に演奏してしまいがですが、活きた人間の演奏相手ではそうはいきません。きちんと相手の立場、気持ちを考慮しながら演奏しないとアンサンブルできません

毎回のレッスンの中で、生のベース音との合奏を体験することが、生徒様にとって非常に有益な体験となっているようです。もちろん、私自身にとっても、そういった生徒様のご様子を拝見することで、レッスンに対する知見が深まりましたし、ベースの腕前もわずかながら向上しました。思い切ってベースを導入して本当に良かったと、今では心から思っています。

音楽制作のご依頼をいただきました!

以前のブログ【人間的演奏の魅力、再確認!】で、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)に取り組み始めたことを報告しました。それ以前から取り組んでいた作曲、編曲のスキルと加えて、楽曲制作、音源制作のご依頼を承りますと、教室公式サイト内のページ【音楽制作のご依頼を承ります】にて記載していました。

その後、チョコチョコと細かい依頼をいただきつつ、主に自分のスキルアップを目的に制作は続けていたのですが、今年晩秋頃に、本格的な音楽制作、音源制作のご依頼を頂戴し、この1ヶ月少々、レッスン時間の合間に取り組んでいました。既に私の制作部分の納品は済ませているのですが、最終的に音源が完成するのは恐らく春頃になるでしょうか?きっと良い作品になるので、お聴きいただける状態になったら、必ず何らかの方法でお知らせします。

本年もありがとうございました!

こんなわけで、今年も相変わらず、様々に新たな挑戦を続けてきた一年となりました。ここには書ききれなかったのですが、ありがたいことに他にも様々にご依頼を頂戴し、【ライブミュージックデリバリー】としてジャズ、ボサノバの生演奏を各地にお届けしました。

それにしても、2019年が始まったころには、このブログに書いたような成果を得ることになるとは、コレッポッチも予想していなかったです。個人的な閃きがあったり、新たな出会いがあったり、日々気持ちを込めて活動を続けてきた結果、皆様から多くの贈り物をいただいたものと深く感謝しています。

ステージに立ち続け、鈴木サキソフォンスクールの運営を続ける中、この頃ようやく「手応え」を実感する機会が多くなってきました。長年の努力、研鑽がやっと実を結びつつあるように思えるのです。来年、2020年こそ飛躍の年にしたいと今から意気込んでいます。皆様、本年も大変お世話になり誠にありがとうございました。2020年も変わらずお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。