たくさんの種類の楽器を指導する総合音楽教室ではなく、レッスンする対象楽器を代表、鈴木学の扱う楽器に絞った、サックス教室「鈴木サキソフォンスクール」では、以前より生徒様の日ごろの練習を発表する場として「スチューデントライブ(発表会)」を毎年開催してきました。
やはり、聴いて下さるリスナーさんあっての音楽、一緒に演奏してくださるバンドメンバーがいてのサックス(サクソフォン)、ということを我々は重々承知してしますから、この発表会の場を毎年、教室のカリキュラムの一つの柱として重要視してきました。
小規模な「スチューデントライブ」
残念ながら、コロナ禍が社会問題になって以来、その社会状況を鑑みてスチューデントライブの開催を見送ってきたのですが、このたび約3年ぶりに鈴木サキソフォンスクール発表会を開催しました。以前と同様の規模では運営できないため、小規模にそして生徒様有志の主催の「プチ発表会」という形式での開催となりました。
会場は昨年(2021年)、コロナ禍において開店したお店「Ebony&Ivoly」。生徒スタッフ併せて30名強の人数のイベントとしてちょうど良い規模の会場、そして申し分のない音響環境で皆が演奏、そしてパーティーを楽しみました。こちらのお店は今回、初めてイベント会場として利用させていただいたのですが、スタッフさんの人柄も良いので、これからお付き合いが続きそうです。
その結果は大成功!!こういった機会を待ち侘びていた生徒皆様の楽しそうな表情、そして緊張感が漂いつつも思い切って自己表現してくださった演奏、そういった様子を拝見し、あらためて生活の中の趣味、音楽の大切さを実感しました。本当に有意義な時間でした。
鈴木学、ベーシストデビュー?
そして、お手伝いいただく予定のベーシストが来られなくなってしまい、急遽私、鈴木学がベースを弾くことに。大人数の前でベースを弾くのは初めてだったため、四苦八苦しながらも、司会進行、ボーカル生徒様の横でのサックス演奏に加えて、何とかベースも弾き切りました。
加えて、今までは教室のレッスンで生徒様の伴奏としてベースを弾いた経験しかなかったため、キチンとしたピアニストとのアンサンブルも初体験となりました。ジャズのリズムセクション、ピアノとベースのアンサンブルが、こんなにも弾いていて気持ちの良いものかと感激しました。ベーシストが羨ましくなりました。
生徒様にこういった場を提供できた歓びに加えて、個人的にも貴重な経験ができました。また来年もプチ発表会、「スチューデントライブ」が開催できるように頑張ろうと思います。ご参加いただいた生徒様方、お疲れ様でした。ありがとうございました。